ピラティスの筋肉痛は、お腹の奥、お尻、太ももの内側、背中や肩甲骨まわりなど、普段あまり意識しない場所に出やすいのが特徴です。関節の鋭い痛みや腫れは筋肉痛とは別なので、休んで様子を見てください。
ピラティスの翌日、「こんなところが痛くなるのか」と驚く方は少なくありません。痛む場所には理由があります。
01. 筋肉痛が出やすい場所
- お腹の奥・脇腹 — 呼吸と一緒にお腹を締め続けるため
- お尻 — 脚を動かすときに骨盤を安定させるため
- 太ももの内側 — 脚を閉じる、脚の位置を保つ動きが多いため
- 背中・肩甲骨まわり — 背骨を丸めたり伸ばしたりするため
- 首の前 — 頭を持ち上げる動きに慣れていないとき
共通するのは、日常生活で意識して使っていない場所です。ピラティスは勢いを使わずゆっくり動くので、こうした筋肉が長く働きます。
02. 注意したい痛みとの見分け方
筋肉痛によくある感じ
- 押したり伸ばしたりすると痛む
- 左右の同じ場所に出る
- 翌日から翌々日に強くなり、数日で落ち着く
筋肉痛とは別に考えたい痛み
- 関節そのものが痛む、腫れている
- 動かした瞬間に鋭い痛みが走る
- しびれがある
- 片側だけが強く痛み、日に日に悪化する
03. 首や腰が痛くなったときは
首の前や腰が痛む場合、狙った筋肉ではなく、首や腰で頑張ってしまった可能性があります。
- 頭を持ち上げる動きで、首に力が入っていた
- お腹の力が抜けて、腰が反ったまま脚を動かしていた
次のレッスンで、「首(腰)が痛くなった」とそのまま伝えてください。動かす範囲や負荷を変えるきっかけになります。
04. 次のレッスンまでの過ごし方
- 軽く動く — 散歩など、普段どおりの生活で構いません
- よく眠る — 回復には睡眠が欠かせません
- 痛い場所を強くもまない — 気持ちいい程度にとどめます
筋肉痛が強いからといって、何日も完全に動かない必要はありません。 反対に、痛みをかばった動きになるほどなら、次の予約までの間隔を空けてください。
05. 筋肉痛がない=効いていない、ではない
筋肉痛は、慣れていない動きをしたときに出やすいものです。続けて慣れてくると出にくくなるのは自然なことで、効いていないという意味ではありません。
変化は筋肉痛の有無より、動きやすさや姿勢で確かめてください。変化が出る時期の目安はピラティスの効果はいつから出るかにまとめています。
Brille 大津京は全クラス1回50分です。初回体験はマット・グループマシンがそれぞれ0円、パーソナルが2,980円です。マシンのきつさが気になる方はマシンピラティスは初心者にきついのかも参考にしてください。
よくある質問
筋肉痛がないと効いていないのですか?
そうとは限りません。筋肉痛の出方には個人差があり、慣れてくると出にくくなります。筋肉痛の有無より、動きやすさや姿勢の変化で判断してください。
筋肉痛のときにレッスンを受けてもいいですか?
軽い筋肉痛なら、負荷を下げて受けて構いません。痛みをかばった動きになるほど強い場合は、次のレッスンまでの間隔を空けてください。
何日くらいで治まりますか?
運動の翌日から翌々日に強くなり、数日で落ち着くことが多いです。1週間以上続く、または悪化する場合は筋肉痛以外の原因も考えられるため、医療機関にご相談ください。
この記事の監修
駒澤 悟
健康運動指導士/日本モデルボディメイク協会認定ボディメイクトレーナー/TRXサスペンショントレーナー/アスリートフードマイスター3級
国内外のフィットネスコンベンションで指導・演技を重ねてきたトレーナー。2013年アジアフィットネスコンベンション優勝、2014年ジャパン優勝・フランス4位入賞。2016年にはフランス最大級のフィットネスイベント Salon Fitness でプレゼンテーションを担当。2018年 SUMMER STYLE AWARD 大阪大会準優勝。
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、診断や治療を目的としたものではありません。身体に不安がある場合は医師などの医療専門家へご相談ください。