マシンピラティスは、ばねの強さや動かす範囲で負荷を細かく下げられるため、初心者でも始められます。きつく感じるのは、普段使わない深い筋肉を、呼吸と合わせてゆっくり動かすことに慣れていないためです。

「マシン」と聞くと、きつそうだと感じる方は少なくありません。先に結論を言うと、きつさは自分で下げられます。何がきつく感じるのかを分けて整理します。

01. きつく感じる理由は3つある

  • 普段使わない筋肉を使う — お腹の奥や背骨まわりなど、日常では意識しない筋肉を使い続けます
  • 呼吸と動きを同時に合わせる — 息を吐くタイミングで動く、を50分続けるので頭も使います
  • ゆっくり動く — 勢いを使えないぶん、筋肉が働いている時間が長くなります

息が上がる、汗だくになる、というきつさとは種類が違います。 終わったあとに「思ったより使った」と感じる方が多いのはこのためです。

02. マシンは負荷を下げる道具でもある

リフォーマーは、ばね・ストラップ・動く台でできた器具です。ばねは負荷にもなり、補助にもなります。

  • ばねの強さを変える — 同じ動きでも重さを変えられます
  • 動かす範囲を小さくする — 可動域が狭い方でも正しい位置で動けます
  • 回数を減らす — 全員が同じ回数をこなす必要はありません

マット1枚で自分の体重を支える動きのほうが、かえってきつく感じる方もいます。台が身体を支えてくれるぶん、姿勢を保ちやすいのがマシンの特徴です。

03. 初回に伝えておくこと

  • 運動の経験(ブランクがあるか、何年ぶりか)
  • 痛みや不安がある場所(腰、膝、肩など)
  • その日の体調(寝不足、疲れが残っている)

伝えるかどうかで、負荷のかけ方が変わります。「きつかったら言ってください」と言われたら、遠慮せずに言ってください。 我慢して動くほうが、フォームが崩れて効きにくくなります。

04. その場でやめたほうがいいサイン

  • 関節に鋭い痛みが出る
  • しびれが出る
  • めまいや気分の悪さがある

筋肉が疲れる感覚と、痛みは別のものです。上のどれかが出たら、その場で止めて伝えてください。

治療中の方、妊娠中の方、強い痛みがある方は、事前に医師に運動の可否をご確認ください。この記事は診断や治療を目的としたものではありません。

05. 不安ならマットから始める

マシンに抵抗がある場合は、マットで呼吸と基本の動きを覚えてからマシンに移る順番もあります。筋肉痛が出たときの考え方はピラティスの筋肉痛はどこに出るか、マシンそのものの仕組みはリフォーマーとは何をする器具かにまとめています。

Brille 大津京のグループマシンは定員7名・1回50分で、ばねの強さを一人ひとりに合わせて調整します。初回体験はマット・グループマシンがそれぞれ0円なので、両方を受けて、きつさの違いを比べてから決めることができます。

よくある質問

運動が苦手でもついていけますか?

ついていけます。マシンのばねは負荷にもなりますが、動きを補助する役割もあります。回数や動かす範囲を減らして進められるので、周りと同じ量をこなす必要はありません。

初回に動けなかったら迷惑になりませんか?

なりません。初回は動きの確認に時間を使うのが普通です。できない動きは別の動きに変えて進めます。

翌日に筋肉痛が出たら休むべきですか?

軽い筋肉痛なら普段どおり過ごして構いません。関節の痛みや腫れ、鋭い痛みがある場合は運動を休み、続く場合は医療機関にご相談ください。

この記事の監修

富田 大介ピラティススタジオ Lucia(滋賀県守山市)代表

PHIピラティス コンプリヘンシブインストラクター/エキスパートボディデザイナー

幼少期から高校まで野球に打ち込み、度重なるけがと挫折から運動療法に関心を持つ。メディカルトレーナー学科の専門学校を卒業後、フィットネスクラブに勤務。フリーインストラクターを経てピラティスと出会い、PHIピラティスのコンプリヘンシブ資格を取得。2020年に滋賀県守山市でピラティススタジオ Lucia を開業。

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、診断や治療を目的としたものではありません。身体に不安がある場合は医師などの医療専門家へご相談ください。