リフォーマーは台が前後に滑り、ばねで負荷を変えられる器具です。ばねは負荷を足すだけでなく動きを補助する役目もあり、筋力に自信がない方ほど正しい位置で動きやすくなります。

「マシンピラティス」と聞いて最初に出てくるのがリフォーマーです。何をする器具なのかを説明します。

01. 構造はシンプル

  • フットバー — 足や手で押す棒
  • キャリッジ — 前後に滑る台。ここに乗ります
  • ばね(スプリング) — 台の抵抗を決める。本数と強さを変えられる
  • ストラップ — 手や足をかけて引く紐

台が前後に動き、ばねがその動きに抵抗する。基本はこれだけです。

02. ばねは「負荷」でもあり「補助」でもある

ここが誤解されやすい点です。

  • 台を押す動き → ばねは抵抗になる(強いほどきつい)
  • 台に引かれる動き → ばねは補助になる(強いほど楽)

つまり種目によっては、ばねが弱いほうが難しくなります。 「強い=効果が高い」ではありません。

03. 初めての方に向いている理由

  • 寝た姿勢のまま動ける — 起き上がる負担が少ない
  • 動きの軌道が決まっている — 台がレールの上を動くので、フォームが崩れにくい
  • 負荷を細かく変えられる — その日の状態に合わせられる

自分の体重だけで行うマットと比べ、補助が効くぶん正しい位置に入りやすいのがリフォーマーです。「マシン=上級者向け」というイメージは、実際とは逆のことが多いものです。

04. マットとの使い分け

マットリフォーマー
負荷自分の体重のみばねで調整可能
補助なしあり
向いている人動きを自分で制御したい補助がほしい、身体が硬い
定員多人数でも可能少人数(台数に依存)

どちらが上ということはありません。 マットで自分の身体を制御する練習と、マシンで正しい位置を体験する練習は、役割が違います。

05. 安全のために

  • 乗り降りのときは台が動きます。必ず指示に従ってください
  • ばねの本数を自己判断で変えない
  • ストラップに手足をかけたまま台を離さない

初回は必ずこの説明から入ります。知らずに触ると危険な器具でもあるため、はじめは人数の少ないクラスか個室をおすすめします。

06. Brille 大津京の場合

  • グループマシン(定員7名・50分) マシングループ 4:14,800円
  • パーソナル(50分) パーソナル月1回8,800円〜

初回体験はマット・グループマシンが0円で、実際にリフォーマーを使ってから判断できます。 写真で見ると大がかりに見えますが、一度乗ってみると印象が変わるはずです。

よくある質問

リフォーマーは難しいですか?

初回は乗り方と降り方から説明します。動き自体はマットより補助が効くため、初めての方でも正しい位置に入りやすい器具です。

ばねが強いと効果が高いですか?

そうとは限りません。ばねは負荷にも補助にもなるため、種目によっては弱いほうが難しくなります。強さ=効果ではありません。

他にどんなマシンがありますか?

キャデラック(トラピーズテーブル)、ワンダチェア、ラダーバレルなどがあります。器具が増えるほど、身体の状態に合わせた選択肢が広がります。

この記事の監修

富田 大介ピラティススタジオ Lucia(滋賀県守山市)代表

PHIピラティス コンプリヘンシブインストラクター/エキスパートボディデザイナー

幼少期から高校まで野球に打ち込み、度重なるけがと挫折から運動療法に関心を持つ。メディカルトレーナー学科の専門学校を卒業後、フィットネスクラブに勤務。フリーインストラクターを経てピラティスと出会い、PHIピラティスのコンプリヘンシブ資格を取得。2020年に滋賀県守山市でピラティススタジオ Lucia を開業。

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、診断や治療を目的としたものではありません。身体に不安がある場合は医師などの医療専門家へご相談ください。