更年期は日によって体調の差が大きい時期です。決めた強度を守るより、その日の状態に合わせて負荷を下げられる運動のほうが続きます。休む判断を最初に決めておくことが要点です。
更年期の時期に「運動したほうがいい」と言われても、実際には日によって体調が違うことが一番の壁になります。
01. 続かない理由は意志ではない
決まったメニューを決まった強度でこなす形式は、この時期と相性がよくありません。
- 朝は動けたのに午後に急に疲れる
- 眠りが浅く、翌日に持ち越す
- のぼせや動悸で予定どおりに動けない
「今日はできなかった」が続くと、行くこと自体をやめてしまいます。 必要なのは強い意志ではなく、体調に合わせて下げられる設計です。
02. 強度を下げられる運動を選ぶ
ピラティスがこの時期に向くのは、その日の状態に合わせて負荷を変えられるためです。
- マシンのばねの本数で負荷を調整できる
- 寝た姿勢のまま行える種目が多い
- 呼吸を整えるだけの時間も取れる
「今日はしんどいので軽めに」が伝えられる環境かどうかが、続くかどうかを分けます。人数の多いクラスでは、この調整が難しいことがあります。
03. 休む判断を先に決めておく
始める前に、自分の中で線を引いておいてください。
- 休む — 発熱、強い動悸、めまい、痛みがある
- 軽くする — 疲れが残っている、眠れていない
- 通常どおり — 上のどちらでもない
この3段階を決めておくと、その日の朝に迷わなくなります。
04. 骨と筋肉の話
閉経前後は骨密度が低下しやすい時期とされています。運動は骨と筋肉の維持に関わりますが、ピラティス単体で全部を賄うものではありません。
- 骨に刺激を与えるには歩く・軽く跳ぶなどの荷重運動も有効
- 食事(特にたんぱく質とカルシウム)も関わる
- 骨密度が気になる場合は測定を受けてから判断する
05. スタジオを選ぶときの確認点
- 予約の変更・キャンセルが直前まで無料か — この時期は最重要です
- 休会制度があるか
- その日の体調に合わせて内容を変えてもらえるか
- 1対1の選択肢があるか — 症状を具体的に伝えやすい
Brille 大津京は全クラス50分です。パーソナルは1対1です。予約の変更・キャンセルはクラスを問わずレッスン前日の19時まで無料で、休会は最長3ヶ月(1回のお手続きにつき・休会中は月1,100円・税込)で取れます。初回体験はマット・グループマシンが0円、パーソナルが2,980円です。
よくある質問
体調が悪い日は休んでいいですか?
休んでください。無理に行って強い疲労が残ると、次の予約も行きにくくなります。予約変更が直前まで無料でできるスタジオを選ぶと、休む判断がしやすくなります。
運動で症状は軽くなりますか?
運動が体調に良い影響を与えることはありますが、治療の代わりにはなりません。症状が強い場合は婦人科での相談を優先してください。
汗をかくのが不安です。
ピラティスは大量に発汗する運動ではありません。それでも不安な場合は、着替えやすい服装で来ていただき、途中で休む前提で進められます。
この記事の監修
駒澤 悟
健康運動指導士/日本モデルボディメイク協会認定ボディメイクトレーナー/TRXサスペンショントレーナー/アスリートフードマイスター3級
国内外のフィットネスコンベンションで指導・演技を重ねてきたトレーナー。2013年アジアフィットネスコンベンション優勝、2014年ジャパン優勝・フランス4位入賞。2016年にはフランス最大級のフィットネスイベント Salon Fitness でプレゼンテーションを担当。2018年 SUMMER STYLE AWARD 大阪大会準優勝。
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、診断や治療を目的としたものではありません。身体に不安がある場合は医師などの医療専門家へご相談ください。
